【走って検証!】Coros(カロス) Pace3を徹底レビュー【音楽の入れ方や睡眠のレポートも紹介】

Coros Pace3の画像

最近、ランニング業界のウォッチのシェア率を急激に伸ばしてきているメーカー『Coros』。2024年には元日本記録保持者の大迫選手がアンバサダーに就任して、さらに人気が加速しています。

そんなCorosの中でもランナー向けに開発されているのが『Pace シリーズ』。シンプルな使い勝手でランニングに特化したスマートウォッチとなっています。

こちらの記事では、『Coros Pace3』の特徴や私自身が使用してみて感じたよかった点や気になる点を紹介していきます。Pace3を購入検討されている方は、ぜひ一読していただけると嬉しいです。

特に『音楽機能』を求めた購入予定の方は、最後までお読みください!

Coros(カロス) Pace3のスペック一覧

価格33000
サイズ41.9 x 41.9 x 11.7mm
重量39g
ベゼル素材繊維強化ポリマー
レンズ素材ミネラルガラス
スポーツモード8
心拍計⚪︎
GPS性能GPS, GLONASS, Galileo, Beidou, QZSS
AIコーチ-
バッテリー(GPS標準)38時間
バッテリー(GPS最高)15時間
ディスプレイLCD
タッチ操作⚪︎
音楽コントロール⚪︎
音楽内蔵⚪︎
決済機能-
カラー展開5
交換バンド⚪︎
アプリ⚪︎

Pace3の特徴①:超軽量39g!

GPS機能付きランニングウォッチとしては最軽量と言える重量です。実際に装着しても重さはほとんど感じません。

そして、このコンパクトさも魅力の一つです。41.9mmと他のウォッチと比較しても最も小さいサイズ感となっています。私自身、手首が細いため大きいサイズのウォッチは収まりが悪く感じてしまいます。

Pace3の特徴②:カラーバリエーションの豊富さ

カラーバリエーションの豊富さ

Pace3の外観はプラ感が強く、ポップな雰囲気があります。そのポップさを活かして、カラーバリエーションが豊富にラインナップされています。

流石に、ランニングコーデに合わせて複数持つのは現実的ではありませんが、チームで揃えて走るオシャレですよね!学生であれば、学校のチームカラーに合わせた時計をつけて襷を繋ぐとかめっちゃオシャレですね。

Pace3の特徴③:ナビゲーション機能

走るコースをマップ上で選択して設定するとそのコースのナビを行ってくれる機能があります。設定は簡単でCorosアプリの『ルート』を押すとマップが表示されます。そのマップ上で目的地を選択するとルートを選定してくれます。

選定が終了すると、ウォッチの方にルートが登録されます。ウォッチ上で『ナビゲーション』を選択するとランニングがスタートします。画面上にはマップが表示されます。

設定したコースを外れると通知を送る設定もできます。初めてのランニングコースでもこの設定をしておけば迷わずに走れそうですね。

使用するシーンは限られるかもしませんが、マラソン遠征時の街ラン等では活躍してくれそうな機能ですね。

Pace3の特徴④:チームユーザー向けTraining Hub

Pace3の特徴④:チームユーザー向けTraining Hub

Corosは、TRAINING HUBというWebサービスを提供しています。Corosユーザーのデータを一元管理できるWebサービスとなっています。

コーチ登録したアカウントに、チームメイトのアカウントを連携させることで、連携したアカウントのcorosデータを確認することができます。

チームとしてランニングをしている方にとっては非常に便利な機能ですね。

TRAINING HUBの利用にはコーチ登録が必要となっています。

Pace3の特徴⑤:音楽内蔵

Pace3には音楽をコントロールするだけでなく、ウォッチ本体に音楽を保存することができる機能が備わっています。これはかなり便利な機能です。

通常、連携しているスマホで音楽を聴いていて、それをウォッチで操作するという音楽コントローラ機能のみのランニングウォッチが多いです。しかし、これでは音楽を再生するためにスマホを携帯しなければいけません。

トレーニングとしてランニングを行う時には、なるべく身軽に走りたいという時がありますよね。そんな時に、この音楽内蔵機能があると便利です。

Pace3には音楽内蔵機能があり、4GBの容量まで音楽を保存することができます。4GBあれば、約2,000曲の音楽を保存することができます。

2000曲あれば、フルマラソンの間中に聞けるオリジナルのプレイリストを作成して楽しむことができますね!

チームで使用すると最大に魅力を発揮するかも

ということで、Coros pace3の特徴を記載してきました。特徴をまとめていると、なんとなくcorosの方向性が見えてきましたね。

カラー展開の豊富さや、TRAINING HUBの利用など。Corosウォッチは、個人で使うよりも、チームとして使用することで最大の魅力を発揮してくれそうですね!

もちろん、GPSの性能や心拍計、データの管理など、ランニングウォッチとしての性能は搭載されています。軽量でかつポップなカラーリングがお好きな方は、Pace3はオススメできそうです!

実際に使用して分かったこと

実際に使用してみて気づいた点

ここまで公式サイトの情報を参考に特徴をまとめてきました。ここからは実際に私が使用してみて気づいた点を紹介していきます。

もちろん良い点だけではなく、気になる点も紹介していきます。商品の購入を検討されている方の参考になりましたら幸いです。

よかった点

実際に使用してみて気づいた良かった点を紹介します。

軽さは正義

数値上は微妙な差に感じるかもしれませんが、腕に装着すると差は大きく感じます。またランニング動作で腕振りは常に行います。

わずかな差かもしれませんが、マラソンを走るとなると2時間以上は負担が積み重なります。チリツモですが、やはり軽さは正義ですね!

残念な点

実際に使用してみて気づいた気になる点がありましたのでそちらを記載しておきます。

音楽内蔵機能が不便

Pace3ではPCに接続して、PC上でmp3データ(音楽)を入れる必要があります。このmp3形式で入れなければならない点が不満に感じます。

サブスク時代の昨今、mp3で所有している音楽なんてない!!!ってなるのです。笑
mp3で保有しているとしたら、フリー音源くらいですね。

Spotify(スポティファイ)やAmazon musicなどのサブスク音楽アプリが入れらないのは、非常に残念です。音楽機能が目的にpace3を検討されている方は、上記点は注意した方が良いかもしれません。

ウォッチへの音楽の入れ方は、こちらの記事にまとめました。

まとめ

Pace3の基本情報から実際に使用してみてのレビューを記載してきました。いかがでしたでしょうか。

スマートウォッチ的な機能は最低限に搭載された、スポーツ向けのスマートウォッチという感じですね!逆に言えば、アプリケーションをどんどん入れて、日常でも便利にウォッチを使いたいという方には向きません。

そのくらいランニングに特化してシンプルに作られたウォッチでした。ランニング用としてメインで使いたいという方には、シンプルで軽量なPace3はおすすめです!

当記事がウォッチ選びの参考になりましたら幸いです。

よくある疑問

カロスPACE3でSuicaは使えますか?
使えません。
カロスPACE3でAmazon musicやApple musicは使えますか?
使えません。PACE3ではmp3データをウォッチのメモリに保存する必要があります。そのためストリーミングサービスであるAmazon musicなどは利用できません。

おすすめのランニングウォッチ早見表

Coros
Pace3
Garmin
Forerunner 165
Amazfit Cheetah
Polar
Pacer
Suunto
Race
画像
サイズ41.9mm x 41.9mm x 11.7mm43mm x 43mm x 11.6mm47mm x 47mm x 11.9mm45mm x 45mm x 11.5mm45mm
重量39g39g32g(ベルト含まず)
47g(ベルト含)
40g60g
ベゼル素材繊維強化ポリマーFRP(プラ)繊維強化ポリマープラステンレススチール
レンズ素材ミネラルガラス化学強化ガラスPanda 強化ガラスゴリラガラスゴリラガラス
スポーツモード8150150以上95
心拍計⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎
GPS性能GPS, GLONASS, Galileo, Beidou, QZSSGPS, GLONASS, GALILEO, QZSSGPS、GLONASS、GALILEO、BDS、QZSS、NavICGPS, GLONASS, GALILEO, QZSSGPS, GLONASS, GALILEO, QZSS, BEIDOU
GPS性能②2周波GPS2周波GPS2周波GPS
AIコーチ-⚪︎⚪︎--
バッテリー(GPS)15時間17時間26時間32時間40時間
ディスプレイLCDAMOLEDAMOLEDMIPAMOLED
タッチ操作⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎
メディアコントロール×⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎
音楽内蔵⚪︎-⚪︎--
決済機能-Garmin Pay/Suica--
カラー展開52132
交換バンド⚪︎⚪︎
アプリ⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎
定価3300039,80024,90038,28082,280
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