Suntoはフィンランドの会社で、スポーツ関連のアイテムを開発している会社です。ロードランナーにはあまり馴染みのないメーカーかもしれませんね。
しかし、トレイル界では知名度のあるメーカーです。頑丈な作りや、マップなどの機能、大容量バッテリーなどが特徴でトレイルランナーにとっては人気のメーカーです。
そんなSuntoのウォッチで『Race』というモデルがランナーにとってはスタンダードなアイテムとなっています。今回は、Raceの特徴を紹介していきます。ロードランナーの私が実際に使用してみて気になる点もいくつかありましたので、詳しくレビューしていきます。
Sunto Raceのスペック一覧
価格 | 64,900 |
サイズ | 45mm |
重量 | 83g |
ベゼル素材 | ステンレススチール |
レンズ素材 | ゴリラガラス |
スポーツモード | 95 |
心拍計 | ⚪︎ |
GPS性能 | GPS, GLONASS, GALILEO, QZSS, BEIDOU |
AIコーチ | - |
バッテリー(GPS) | 40時間 |
ディスプレイ | AMOLED |
タッチ操作 | ⚪︎ |
音楽コントロール | ⚪︎ |
音楽内蔵 | - |
決済機能 | |
カラー展開 | 2 |
交換バンド | ⚪︎ |
アプリ | ⚪︎ |
Raceの特徴①:大容量バッテリー
Sunto Raceの特徴の1つが、バッテリーもちの良さです。サイズ感が大きいということもあり、バッテリーの容量は他の商品と比較しても大きいのではないでしょうか。
通常使いで最大26日間、GPSをフルに使用したトレーニングモードで40時間使用することができます。ウルトラマラソンやトレイル、アドベンチャーランをされる方は、このくらいバッテリーがあると安心ですね。
Raceの特徴②:オフラインマップ
この機能を利用すれば、ウォッチ単体で現在地やマップを確認することができます。ロードランニングで利用するシーンはそこまで多くはなさそうですが、トレイルランニングをされる時には便利な機能です。
トレイルランニングでは、道を間違える(ロストする)というシーンは多々あると思います。そんな時に、スマホをわざわざザックから取り出してマップを確認するというのは手間となります。しかしウォッチでマップが確認できればそんな手間は省けますね。
また、指定した独自のルートを保存することもできますので、トレイルレースのコースを記憶させておくのも便利ですね。
Race S との比較
Race と Race S は非常に似ている商品です。違いを一言で表すと、大きさの違いでしょう。私が使用したのはRaceでしたが、ロードランニングでの使用がメインになる方は、Race S の方がオススメです。
ランナー目線で異なる点は下記の3つです。
・サイズ
Sunto 49 x 49 x 13.3 mm 83g
Sunto S 45 x 45 x 11.4 mm 60g
・バッテリー時間
Sunto GPSフル活用でのトレーニング時 最大65時間
Sunto S GPSフル活用でのトレーニング時 最大40時間
・価格
Sunto 82,280
Sunto S 64,900
実際に使用して分かったこと
ここまで公式サイトの情報を参考に特徴をまとめてきました。ここからは実際に私が使用してみて気づいた点を紹介していきます。
もちろん良い点だけではなく、気になる点も紹介していきます。商品の購入を検討されている方の参考になりましたら幸いです。
実際に使用してみて良かった点
実際に使用してみて気づいた良かった点を紹介します。
オシャレ
Suntoのウォッチを実際に使用してみ良かった点は、外観の良さです。ファッションアイテムとしても利用しやすいデザインとなっています。
・ベゼルの加工がややマットでメタリックな質感で高級感◎
・ウォッチの厚みがあり、存在感が抜群
・ウォッチフェイスのシンプルさ
実際に使用してみ気になる点
実際に使用してみて気づいた気になる点がありましたのでそちらを記載しておきます。
重量
やはり、重さは気になります。他のランニングウォッチは、30~40g程度なのですが、Raceに関しては83gと約2倍の重さとなっています。
Raceを着用して重くて腕振りがしんどくなるような重さではありませんが、他のウォッチに慣れてしまっていると気になってしまいますね。ロードランニングでスピードを競う私のようなランナーにとっては、腕振りは非常に大事な要素です。
その腕振りの阻害になってしまうと考えると、重量感は気になりました。もちろん、エンジョイランやそもそも荷物を背負って走るウルトラトレイルやアドベンチャーランにとってはこの重量感は微々たるものでしょう。
ロードランニングで使用したい方は、Race S の方が良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。洗練されたデザイン、大容量バッテリー、高機能なウォッチのSunto Raceを紹介してきました。
性能から見て、トレイルランや登山の界隈では人気のブランドである理由が分かりましたね。ロードも山も走るという方にはオススメしたいランニングウォッチでした。