ランニングウォッチの最大の魅力『GPSを利用したトラッキング』。この機能があることで、走行距離に応じて自動でラップを計測してくれます。

トラッキングをするためには、ランニング開始前にウォッチで位置情報をキャッチする必要があります。この位置情報をキャッチするまでの時間がかかったりして、結構わずらしいですよね。

そこで、今回はこのランニングモード時に位置情報を取得するための時間を比較検証してみようと思います。

想定していたよりも大きく差が出たので、ウォッチ選びの参考になれば嬉しいです。

GPSの精度に関しては、以前比較検証しましたので、気になる方はこちらを読んでみてください。

GPSの精度が良いウォッチはどれ？COROS、Garmin、Suntoなど徹底検証！

ランニングウォッチの多くは、GPSを利用して1km通過毎に自動でラップをとってくれる機能があります。マラソンのレース中だけでなく、トレーニング時でも非常に便利な機能となっ...

検証環境

GPSの精度は使用環境によって大きく変動します。特にビルや木など遮蔽物がある環境だと狂いやすくなります。

今回は東京都内の河川敷公園で検証しました。そのためほとんど遮蔽物がない環境です。

検証方法

ランニング計測モードに入るためのボタンを押した時間から、位置情報取得完了のアイコンが点灯するまでの時間を計測して比較していきます。

検証ウォッチ

今回比較検証する商品は下記です。

Garmin / Forerunner 165
Coros / Pace３
Coros / PacePro
amazfit / cheetah
Suunto / Race

これらの時計が気になる方は、各商品レビューを書いていますのでご覧になってみてください！

では、検証結果をランキング形式で発表します！

検証結果：位置情報取得までの時間ランキング

検証結果は下記です。位置情報取得までの時間の感覚が伝わりやすいように、動画も入れておきます。

第1位：Coros Pace pro

第2位：Coros Pace3

第3位：Garmin Forerunner 165

第4位：Amazfit cheetah

第5位：Sunto race

まとめ

今回は、ランニングウォッチのランニンモードで位置情報の取得までの速さを比較検証しました。昨今のラニングウォッチの２大巨頭GarminとCorosは流石の結果でした。

ウォッチの性能の劣化や、計測時の環境によっては今回の結果とは異なるものとなるかもしれません。当サイトでオリジナルで実施した検証となりますので、参考程度に捉えていただければと思います。

今回の検証が皆様のウォッチ選びの参考になりましたら幸いです。